TypeScript
で開発中に配列の特定の要素を削除する際に使用した方法を説明したいと思います。
splice() を使用する
splice()
を使用することで配列の特定の要素を削除することができます。
array.splice(start[, deleteCount[, item1[, item2[, ...]]]])
引数
- start : 要素の削除を開始する配列の位置。0から始まります。負の数の場合、後ろから数えた要素の位置になります
- deleteCount : 要素を削除する数です。デフォルトでは「要素数 - start」となります
- item1, item2... : 削除した要素のところに挿入する要素を定義します
戻り値
削除された要素の配列を返却します。一つしか削除しなかったり、一つも削除しない場合でも配列を返します。
splice()
に関する詳細な使用についてはこちらで確認できます。
Array.prototype.splice() - JavaScript | MDN
splice() は Array インスタンスのメソッドは、その場 (in-place) で既存の要素を取り除いたり、置...
参考ソース
const months = ['Jan', 'March', 'April', 'June'];
months.splice(1, 0, 'Feb');
// inserts at index 1
console.log(months);
// expected output: Array ["Jan", "Feb", "March", "April", "June"]
months.splice(4, 1, 'May');
// replaces 1 element at index 4
console.log(months);
// expected output: Array ["Jan", "Feb", "March", "April", "May"]
実行結果は下記の通りです。
> Array ["Jan", "Feb", "March", "April", "June"]
> Array ["Jan", "Feb", "March", "April", "May"]
最後に
配列操作はプログラミング言語によって違いがあるので、実装方法をしっかりとおさえておきたいですね。
コメント