[Redmine]インボイス(見積書、請求書)を作成するプラグインを導入する方法

Redmine からインボイス(見積書、請求書)の発行ができるようになるプラグイン「 Redmine Invoices plugin 」の使い方を説明していきたいと思います。

顧客とプロジェクトに紐付くインボイス(見積書、請求書)を作成することができるようになり、顧客情報や案件情報、請求・入金情報などのプロジェクトに関する情報を一元的に管理できるようになります。

前提条件

Redmine Invoices plugin を利用するためには、あらかじめ、「 Redmine CRM plugin 」というプラグインをインストールする必要があります。

Redmine Invoices pluginをインストールする

ソースコードを下記サイトからダウンロードします。

無料版と有料版がありますが、まずは無料版をダウンロードすれば良いと思います。

有料版だとインボイスのロゴなどをカスタマイズできるみたいです。

ダウンロード時にメールアドレスの入力が必要なので、メールアドレスを入力してソースコードをダウンロードします。

プラグインのインストール方法は下記を参考にしてください。

Redmineに設定すること

Redmine のメニューの「管理」→「プラグイン」をクリックするとプラグインの一覧が表示されるので、「 Redmine Invoices plugin 」の「設定をクリックすると設定画面が開きます。

Redmine Invoice 1
Redmine Invoice 2

設定画面の各項目に必要な情報を設定していきます。

一般タブ

  • インボイス番号形式 : インボイス発行の際にインボイス番号のフォーマットを指定したい場合に利用します。特に指定がなければ空欄にしておきます。
  • Show units : 単位を表示するかのフラグ。インボイスの詳細に単位が不要の場合、チェックを外します。
  • 税込み値引き : インボイスに対して、税込み値引きをできるようにするかのフラグです。不要の場合はチェックを外します。
  • 企業名でフィルター : この項目は設定したことがないのでよくわからないです。とりあえず、空欄にしておきます。
  • Show in top menu : チェックを入れると Redmine のメニューに「インボイス」というメニューが表示されるようになります。
  • Show in app menu : この項目は設定したことがないのでよくわからないです。とりあえず、チェックは外したままで大丈夫です。

企業プロフィルタブ

  • 企業名 : 企業名を入力します。
  • 代表 : 代表者名を入力します。
  • 企業情報 : 企業情報(住所など)を入力します。
  • 請求情報 : 請求情報(振込先など)を入力します。

Redmine Invoices plugin を使ってみる

プロジェクトのモジュールに「インボイス」を追加してください。そうすると「 Redmine Invoices plugin 」が使えるようになります。

モジュールに「インボイス」を追加すると、プロジェクトメニューに「インボイス」というメニューが追加されるので、それをクリックします。

Redmine Invoice 3

新規インボイス」をクリックすると、インボイスを追加することができます。

Redmine Invoice 4

必要な情報を入力して登録すると、

Redmine Invoice 5

こんな感じでインボイスが登録されます。

インボイスの「PDF」をクリックすると、 PDF でインボイスを出力します。

Redmine Invoice 6

プロジェクトの状況に応じてインボイスのステータスを更新して管理していきます。

実際に支払いがあった場合は、インボイスの「支払いを追加」をクリックして支払い状況を更新していきます。

Redmine Invoice 7

ファイルも添付できるので、証憑を添付することもできます。

支払いを追加すると、インボイスはこんな感じで表示されます。

Redmine Invoice 8

インボイスの一覧も参照できるので、取引先ごとの請求に対する入金の情報なども確認することもできます。

Redmine Invoice 9

最後に

Redmine Invoices plugin 」を導入することで、プロジェクトに関するお金の情報まで Redmine で管理できるようになるので、その他の営業支援ツールや顧客管理ツールを利用する必要がなくなります。

Redmine のみでシステム開発に関わるかなりの範囲をカバーできるようになるので、他の管理ツールを導入するコストや教育コストの削減にも一役買ってくれそうです。

Redmine を最大限有効活用するためにも導入を検討してみてはいかがでしょう。

この他にも、私がオススメするプラグインを下記の記事にまとめてますので、よかったら参考までにどうぞ。

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