npm
でパッケージをインストールする際、バージョンの指定をしない場合には最新版のパッケージがインストールされますが、これでは依存関係があるパッケージをインストールする必要があるときにそれぞれのパッケージのバージョンを揃えることができないことがあります。
今回はnpm
でパッケージをインストールする時にバージョン指定してパッケージをインストールする方法を説明します。
通常のインストール
通常のインストールでは最新版のパッケージがインストールされます。
npm install package_name
「package_name
」はインストールするパッケージ名に置き替えてください。
バージョン指定のインストール
バージョン指定する際にはパッケージ名の後ろに「@
バージョン」をつけてインストールを行います。
npm install package_name@version
「package_name
」「version
」はインストールするパッケージ名、バージョンに置き替えてください。
最後に
プロジェクトの初期の頃は同じタイミングでパッケージをインストールするので、あまり依存関係など意識せずとも問題ありませんが、開発の終盤などに新規にパッケージを追加する場合などに、プロジェクトの初期段階でインストールしていたパッケージとの依存関係を考慮して、特定のバージョンをインストールする必要が出てくることもあります。バージョン指定してのパッケージのインストール方法はしっかり覚えておきたいですね。
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