git
でソースコードを管理していて、検証環境や本番環境などに繰り返し git pull
を行っていると、どこまで変更を適用しているかがよくわからなくなることがあります。
そういった場合にどこまで変更が取り込まれているかを確認できる便利なコマンドが git log
コマンドです。
git log コマンド
下記コマンドを実行するとコミット履歴が確認できます。
$ git log
デフォルトで引数を何も指定しなければ、 git log
コマンドはそのリポジトリでのコミットを新しい順に表示します。 直近のコミットが最初に表示されます。各コミットの SHA-1
、チェックサム、作者の名前とメールアドレス、コミット日時、コミットメッセージを一覧表示します。
:q
を入力するとログの表示を閉じることができます。
オプションを指定してコマンドを実行する
「 -p
」オプションを利用すると各コミットで反映された変更点を表示します。「 -2
」オプションを追加すると直近の2エントリー分が表示されます。
$ git log -p -2
変更点も確認したい場合に有効なコマンドです。
「 --stat
」オプションを使用するとコミットした内容の統計情報を確認できます。
$ git log --stat
最後に
コマンドラインで git
の履歴を確認したい場合に役に立つコマンドなので、コミット履歴の確認方法は是非覚えておきたいですね。
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