Angular
で作成したアプリを CentOS
にデプロイする手順を説明していきます。
環境
- Angular : 6.x
- CentOS : 7.x
- Apache : 2.4
Angular をビルドする
下記のコマンドを実行して Angular
のアプリをビルドします。
ng build --prod
すると、プロジェクトの配下に「 dist
」というディレクトリが作成され、その中の「 プロジェクト名/index.html
」にブラウザからアクセスさせることができれば、 Angular
アプリを使えるようになります。
ブラウザからアクセスさせる為には Apache
の設定を行う必要があるので、 Apache
の設定を行います。
Apache の設定ファイル作成
下記コマンドにて設定ファイルを作成します。
vim /etc/httpd/conf.d/angular.conf
ファイルが作成されたら、 Apache
の設定を記述していきます。
# angular.conf
NameVirtualHost [IPアドレス]
<VirtualHost [IPアドレス]>
ServerName [IPアドレス]
DocumentRoot /path/to/project/dist/project/
<Directory "/path/to/project/dist/project">
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
</VirtualHost>
[IPアドレス]の部分は適宜、適切なIPアドレスもしくはドメイン名を入力してください。
Apache 再起動
Apache
を再起動します。
$ sudo service httpd restart
この状態で、先ほど設定した[IPアドレス]の URL
にアクセスします。
画面が表示されれば成功です!
最後に
Angular
アプリのデプロイは開発の終盤などでしかやらないので、どうしても忘れがちなのでデプロイ方法をまとめて見ました。いずれは手順をきちんと整理してデプロイの自動化ができるように頑張りたいと思います。
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