MySQL
のデータベースで mysqldump
コマンドを使用してバックアップを作成する際に、あらかじめ gz
形式でバックアップファイルを作成する方法を説明していきたいと思います。
ダンプファイルを gz
形式で出力することでディスク容量を節約することができます。
gz 形式でダンプファイルを取得する
下記のコマンドを実行することでダンプファイルを gz
形式で出力することができます。
mysqldump -h [ホスト名] -u [ユーザ名] -p[パスワード] [データベース名] [テーブル名] --single-transaction | gzip > /data/db_dump.sql.gz
gz 形式のダンプファイルでリストアする方法
gz
形式でダンプファイルを出力しても、いざというときにリストアできないと意味がないので、 gz
形式のダンプファイルのリストア方法も説明していきます。
zcat
コマンドを使用することで gz
形式のダンプファイルでデータベースのリストアを行うことができます。この方法でリストアできればデータの転送量の削減や、リストア時間を短くすることができるかもしれません。
zcat /data/db_dump.sql.gz | mysql -h [ホスト名] -u [ユーザ名] -p[パスワード] --ssl [データベース名]
# Macの場合
gzcat /data/db_dump.sql.gz | mysql -h [ホスト名] -u [ユーザ名] -p[パスワード] --ssl [データベース名]
最後に
データベースのバックアップの取得やリストアはシステムの運用と切り離せないものなので、実際にシステムの運用などに関わる方々は是非、今回の MySQL
のダンプファイルの出力方法とリストアの方法を覚えておいてもらえればと思います。
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