[Redmine]チケットを Excel で出力する

ソフトウェア開発

Redmine は標準でチケットを出力する機能として、 CSV もしくは PDF での出力が可能ですが、その出力形式に新たに XLSX 形式を追加できるようになる「 Redmine XLSX format issue exporter 」をご紹介したいと思います。

このプラグインを利用することで、チケットをエクセル形式( .xlsx )で出力することができるようになります。

Redmine XLSX format issue exporter をインストールする

ソースコードを下記サイトからダウンロードもしくは git clone してきます。

GitHub - two-pack/redmine_xlsx_format_issue_exporter: This is Redmine plugin which exports issue list to XLSX format file.
This is Redmine plugin which exports issue list to XLSX form...

プラグインのインストール方法は下記を参考にしてください。

[Redmine]プラグインをインストールする
開発で Redmine 2.xを利用していますが、プラグインをインストールする際に利用するコマンドをいつも忘れてしまうの...

Redmine に設定すること

特にありません。プラグインをインストールすると利用可能になります。

Redmine XLSX format issue exporter を使ってみる

プロジェクトメニューの「チケット」をクリックしてチケットの一覧を開きます。

画面右下の「他の形式にエクスポート」のところに「 XLSX 」というリンクが新しく追加されていますので、そのリンクをクリックします。

ポップアップ画面が開くので、「エクスポート」ボタンをクリックすると、チケットをエクセル形式(.xlsx)でエクスポートすることができます。

出力されたエクセルのチケット番号はリンクになっていて、そのリンクをクリックすると Redmine の対象チケットの画面が開きます。

最後に

今までは、チケットを出力した時に CSV ファイルをエクセルファイルに変換してからお客さんにチケットの一覧を提出していましたが、「 Redmine XLSX format issue exporter 」を使うことで、その手間がなくなりました。

また、出力したエクセルのチケット番号に Redmine のリンクが貼られているので、 Redmine とエクセルの情報の行き来もしやすくなっています。リンクが貼られてなかったら、毎回チケット番号で Redmine を検索しないと、エクセルと Redmine の相互確認ができなくなってしまうので・・・。

Redmine XLSX format issue exporter 」はエクスポートしたチケットを手間なく確認や編集を行うのに非常に便利なプラグインです。まだ、インストールしていないのであれば、ぜひインストールしてみてください。

この他にも、私がオススメするプラグインを下記の記事にまとめてますので、よかったら参考までにどうぞ。

[プロジェクト管理] Redmine で導入をオススメするプラグイン13選
私が普段「 Redmine 」で使ってるプラグインの中で特にオススメするプラグインについて説明していきたいと思います。 ...

コメント

  1. zmiya より:

    「Redmine XLSX format issue exporter」試してみました。
    チケット一覧で複数ページに渡っている場合、1ページ目分しかExcelに出力されませんでした。
    何か設定間違ってますでしょうか。

    • KoE より:

      コメントありがとうございます。私の環境では特に設定などせずに2ページ以降も出力されてますね・・・。(上限500件までですが)
      私のRedmineの環境を記載しておきますので、参考にしてもらえればと思います。バージョンによっても若干挙動が異なるかもしれないので・・・

      • Redmine version 2.6.7.stable
      • Ruby version 2.0.0-p648 (2015-12-16) [x86_64-linux]
      • Rails version 3.2.22
      • redmine_xlsx_format_issue_exporter 0.1.2
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