拡張子が .gz
のファイルを Mac
で解凍する方法のメモです。
ファイルの解凍
下記コマンドを実行してファイルを解凍します。
$ gzip -d filename.gz
gzip
コマンドで「 -d
オプション」を指定してファイルを解凍します。
もしくは、このやり方でも解凍できます。
$ gunzip filename.gz
gzipコマンドとは
gzip - Wikipedia
データ圧縮プログラムのひとつです。「ジー・ジップ」と読みます。
コマンドオプションについて
主なオプションも書いておくので参考にしてみてください。
オプション | オプション(短縮) | 説明 |
---|---|---|
-1~-9 | -1~-9 | 圧縮レベルの指定(「-1」が低圧縮率で高速、「-9」は高圧縮率だが低速) |
--stdout,--to-stdout | -c | 結果をファイルではなく標準出力へ出力する。 |
--decompress,--uncompress | -d | 伸張を行う(解凍) |
--force | -f | ファイル出力時に上書きする |
--keep | -k | 圧縮・伸張前のファイルを残す |
--list | -l | 圧縮率と圧縮前のファイルサイズを表示 |
--name | -N | ファイル名とタイムスタンプを保持 |
--no-name | -n | ファイル名とタイムスタンプを保持しない |
--quiet | -q | エラーメッセージなど非表示 |
--recursive | -r | ディレクトリを再帰的に処理する |
--suffix 拡張子 | -S 拡張子 | 圧縮ファイルの拡張子を指定(デフォルトは「.gz」) |
--test | -t | 圧縮ファイルをテストする |
--verbose | -v | 処理内容表示 |
最後に
普段利用しないファイルの圧縮形式だと、解凍の仕方が分からなくて毎回調べながら作業しないといけないのはかなりめんどくさいので、今回の内容くらいはきちんと覚えておきたいですね。
自分がその圧縮形式を利用しなくても、お客さんが利用していることもありますしね。
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