CentOS
で定期処理を実行させたい時は cron
を使用します。とても便利な機能なのですが、設定内容が間違っていて正常に動作していない場合などには cron
のログを見てどこが間違っているのか確認する必要があります。
今回は CentOS
での cron
のログの確認方法をメモしておきたいと思います。
cron のログファイルの場所
cron
のログファイルは下記のパスに保存されます。
/var/log/cron
ログの確認方法
下記のコマンドでログを確認することができます。
# cat cron
Jul 15 19:10:01 ip-172-1-1-1 CROND[15222]: (root) CMD (/usr/lib64/sa/sa1 1 1)
Jul 15 19:20:01 ip-172-1-1-11 CROND[15513]: (root) CMD (/usr/lib64/sa/sa1 1 1)
Jul 15 19:30:01 ip-172-1-1-11 CROND[15753]: (root) CMD (/usr/lib64/sa/sa1 1 1)
Jul 15 19:40:01 ip-172-1-1-11 CROND[15875]: (root) CMD (/usr/lib64/sa/sa1 1 1)
ログファイル自体はただのファイルなので、 less
コマンドや vi
, vim
コマンドでもログの内容を確認することができます。
cron のサービスが起動しているか確認する方法
cron
がうまく動いてない場合、そもそも cron
が起動していない可能性がありますので、 cron
が正常に起動しているか下記のコマンドを実行して確認します。
# systemctl status crond
● crond.service - Command Scheduler
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/crond.service; enabled; vendor preset: enabled)
Active: active (running) since 土 2022-04-02 16:34:46 JST; 1 years 3 months ago
Main PID: 3120 (crond)
CGroup: /system.slice/crond.service
└─3120 /usr/sbin/crond -n
最後に
cron
がうまく動作していない場合、早急な対応を求められることも多いと思うので、ログの確認方法やサービスの起動状況の確認方法はしっかり覚えておきたいですね。
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